Classici giapponesi con furigana
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ぼたもち
ぼたもち
三好 十郎
Leggi ぼたもち di 三好 十郎 (みよしじゅうろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 15.324 caratteri · 31 schermate
な! 道で行き合つても、こつちが挨拶しようとすると、みーんなソツポ向かれて見ろ。一家五人、村中さ住んでいながら、離れ小島に流されるのと同じだからよう!
りき ふむ。……んだが、石ころが急にまた、じようぶ、しやべりやがる。
喜十 ばさまだから、しやべれるんだ。のし! 俺の身にもなつてくろい。
りき だども、おらにどうしろと言うんだ? 俺の身にもなつてくれと言つたとて、おらあ、ばさまで、お前は喜十ずら。
森山 いえさ、そこんとこをですよ、一度ばさまに話して、全体どうしたらいいか、ようく相談して――まずそう思つて喜十さんも私も、こうしてやつて来たようなわけで――
りき さあて、そりや、無理だあ。おらに何がわかりやす? 相談にやならねえなあ、(シヨンボリした一人語り)うまく行かねえもんだなあ世の中つうもんも。……喜十なんどの、正直いつぺんのシが、うまく行かねえとなると、これ、なんとすればええだかなあ――
(一座シンミリとしてしまつて、誰も語り出す者なし)
サダ ……あい、お茶がへえりやした。
りき おい。……、森山さんもどうぞ。喜十も飲め。
(サダが茶わんをくばる音)
せん あい、中込の餅でやす。