Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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ぼたもち

ぼたもち

三好 十郎

Leggi ぼたもち di 三好 十郎 (みよしじゅうろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 15.324 caratteri · 31 schermate

Aozora Bunko

それをさ国際連合つうもんが有つても、どうにも片づけることが出来ねえでいるんだ。ちようど、喜十のおじさんの事件を、村会でも、部落会でも片づけられねえでいるのと、まるで同じだねえか。もうあとは実力でもつてぶつくらわすか、ぶつくらわされるかだけしきや残つていねえじやねえか。

新一 わからねえなあ、こやつも! そりやあな、日本が今本当の独立国なら、自分を守るための軍備持つてもよからず。しかし、今日本には、アメリカの軍事基地がいつぱい有るんだぞ。そこい日本が軍隊持つてだな、もしアメリカとほかの国が戦争になれば、日本軍はアメリカ軍に一人手に組み入れられるんだ。すれば、ヘタをすると日本の軍隊はアメリカのために戦わねばならんくならんとも限らんのだ。そんな事も考えねえで、自分一人が国を愛しているように思つてるのは、まるで豚の頭だ。

次郎 豚の頭だろうと犬の頭だろうと、大きなお世話だ。へつお前がそんなえらそうな事言つておれるのは、お前んちじや足りるだけの田地が有つてよ、そんでお前はそこの総領で、しかも会社で月給取つてる、つまりがお大じんだからだ! へつ、俺みてえに貧乏な百姓の、ひやめし次男だとか、喜十のおじさんみてえな人間は、そんな悠長なゴタク並べてはおれねえだ!