Classici giapponesi con furigana
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インドラのあみ
インドラの網
Leggi インドラの網 (インドラのあみ) di Miyazawa Kenji (宮沢 賢治) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 23.369 caratteri · 49 schermate
それは波のあがったとこが下ろうとするからだ。このように水のつめたいこと、しめすこと下に行こうとすることは水の性質なのだ。どうしてそうかと云うならばそれはそう云う性質のものを水と呼ぶのだから仕方ない。
それからまたみんなは小鳥を知っている。鶯やみそさざい、ひわやまたかけすなどからだが小さく大へん軽い。その飛ぶときはほんとうによく飛ぶ。枝から枝へうつるときはその羽をひらいたのさえわからないくらい早く、青ぞらを向うへ飛んで行くときは一つのふるえる点のようだ。それほどこれらの鶯やひわなどは身軽でよく飛ぶ。また一生けん命に啼く。うぐいすならば春にはっきり啼く。みそさざいならばからだをうごかすたびにもうきっと啼いているのだ。
これらの鳥のたくさん啼いている林の中へ行けばまるで雨が降っているようだ。おまえたちはみんな知っている。このように小さな鳥はよく飛びまたよく啼くものだ。それはたべ物をとってしまっても啼くのをやめない。またやすまない。どうして疲れないかと思うほどよく飛びまたよく啼くものだ。
そんならなぜ鳥は啼くのかまた飛ぶのか。おまえたちにはわかるだろう。