Classici giapponesi con furigana
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キリストきょうにゅうもん
キリスト教入門
矢内原 忠雄
Leggi キリスト教入門 (キリストきょうにゅうもん) di 矢内原 忠雄 (やないはらただお) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 119.257 caratteri · 234 schermate
ただ自分の弟子をして洗礼を授けさせたようであります。イエスにしてもパウロにしても、教えを説くことが主なはたらきであった。洗礼を否定したわけではないけれども、それを非常に大事なことのように思って、熱心に奨励せられるとか実行せられたということはないようであります。
しかるにその後教会内に制度としての洗礼が成立したことを理解するために、私どもはまず聖書にしばしば出てくる「割礼」という儀式のことを知らねばなりません。
ユダヤ人は男の子が生まれて八日目に、割礼という儀式を施すべきことが、厳重な律法の定めでありました。割礼はユダヤ人のみでなく、アラビヤ人その他セム系の諸民族の間に広く行なわれた慣習でありましたが、これも皮を切るということ自体に意味があるわけでなく、それは一つの象徴的行為であったに相違ありません。ユダヤ人はこの民族的慣習の中に、肉を切りすてて霊に生きる意味を見出し、エホバの選民として、エホバに属する者であることを象徴するために、割礼という制度を守るようになった。すなわち割礼を受けることによって、ユダヤ人たる身分を取得するものとせられました。したがって外国人がユダヤ教徒となるため、すなわちユダヤ教に改宗してシナゴグに属する者となるためには、やはり割礼を受けることが必要とせられたのです。