Classici giapponesi con furigana
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キリストきょうにゅうもん
キリスト教入門
矢内原 忠雄
Leggi キリスト教入門 (キリストきょうにゅうもん) di 矢内原 忠雄 (やないはらただお) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 119.257 caratteri · 234 schermate
キリストが十字架にかかられる前の晩に、十一人の弟子と最後の晩餐をともにせられた時に、パンをさいて、「取りて食え、これはわが体なり」と言われ、また葡萄酒の杯を回して「この酒杯より飲め、これは契約のわが血なり」と言われた。そのことを記念して、教会でパンをさき、葡萄酒を飲んで、キリストの命令せられたことばを守ってゆく。これが聖餐と言われる儀式であります。
この聖餐ということも、やはり象徴であり、伝統であります。パンそのもの、葡萄酒そのものに意味があるわけではありません。カトリックでは聖餐に用いられるパンはイエスの肉であり、葡萄酒はイエスの血であると言います。ルッターは、これはイエスの肉そのもの、血そのものではないが、聖餐式にて祝された瞬間に、イエスの肉と血とに化体するのだと言います。これに対しツウィングリは、パンと葡萄酒はイエスの肉と血の象徴であると言いました。この見解の相違のためにずいぶん議論をし、憎みあったものであります。私どもから見ますと、つまらないところに力こぶを入れたものだと思いますが、教会の人々から見ますとつまらないどころか、生命のやり取りをするほどの大問題でありました。