Classici giapponesi con furigana
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シェイクスピアのきょうり
シェイクスピアの郷里
野上 豊一郎
Leggi シェイクスピアの郷里 (シェイクスピアのきょうり) di 野上 豊一郎 (のがみとよいちろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 13.656 caratteri · 26 schermate
私たちはトラファルガー・スクェアの家具屋で、テューダー王朝時代の応接室用の家具一揃を見て、金が自由になるなら買って帰りたいと思ったことがあったけれども、それ等をどんな部屋に持ち込むかの問題になって苦笑したことがあった。それを今目のあたり、調和した家の中に発見して、こんなのはイギリスでないと見られないとつくづく感心して眺めながら、工藤君と水沢君が見物がおそくなるからと誘いに来るまで、部屋を離れなかった。
町の見物のおもな個所は、シェイクスピアの生れた家と、晩年に買い取って住まっていた地所と、子供の時に通学していたグランマー・スクールと、遺骨の埋められてある寺と、そのくらいだが、それはそれとしてストラトフォードの町の或る部分はシェイクスピア時代からそのままに遺っているので、それを見て歩くだけでもよい見物である。
シェイクスピアの生れた家というのは、町の北寄りのヘンリ通に立つ木造の二階家で、ウォシントン・アーヴィングは、小さなみすぼらしい漆喰塗の木造の建物で、いかにも天才の巣ごもりの場所らしく、片隅でその雛を孵すのに好ましい所だ、と書いているが、それは百二十年の昔のことで、その後一八四七年以来、此の家は公有となり、一八五七年には大修繕が施され、一八九一年以来国有となり、今日では、アーヴィングを感激させた穢なたらし