Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
ネオンよこちょうさつじんじけん
ネオン横丁殺人事件
海野 十三
Leggi ネオン横丁殺人事件 (ネオンよこちょうさつじんじけん) di 海野 十三 (うんのじゅうざ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 13.095 caratteri · 26 schermate
* * *
事件のあとで、素人探偵の帆村荘六は、こんなことを発表した。
「犯人一平が考案した現場不在証明のある殺人方法というのは、実はネオン・サインと、当日の異常な気温降下とに関係があったんです。そういうと不思議にお思いでしょうが、屋根裏へ仕掛けて置いたピストルを、電気仕掛で発火させたんです。
そういうと不思議にお思いでしょうが、実は屋根裏に仕掛けてあったピストルの引金を、電気仕掛けで引張るようにしてあったのでした。その電気仕掛けは、ネオン・サインの硝子管と、あれをとりつけてあった壁とに仕掛けてあった銅で出来た二つの接点が普段は離れているために働かないようになっていたのです。一体ネオン・サインは、建物の一番高い壁体にとりつけてありますが、下から見ると、嘸ガッシリとネオンの入った硝子管が止めてあるとお思いでしょうが、本当は、たった一ヶ所だけしっかり留め、一方は、ちょっとした支持物の上に載っているだけなんです。これは、壁体と硝子管との温度に対する伸び縮みが違うところから必要なわけなんで、昼間は硝子管よりも壁体がズッと伸びていますが、夜になると壁体はグッと縮まるのです。