Classici giapponesi con furigana
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しこんぞめについて
ポラーノの広場
Leggi ポラーノの広場 (しこんぞめについて) di Miyazawa Kenji (宮沢 賢治) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 22.934 caratteri · 50 schermate
(脚早くて。とっても。)(若いがら律儀だもな。)嘉吉はまたゆっくりくつろいでうすぐろいてんを砕いて醤油につけて食った。
おみちは娘のような顔いろでまだぼんやりしたように座っていた。それは嘉吉がおみちを知ってからわずかに二度だけ見た表情であった。
(おらにもああいう若ぃづぎあったんだがな、ああいう面白い目見る暇なぃがったもな。)嘉吉が云った。
(あん。)おみちはまだぼんやりして何か考えていた。
嘉吉はかっとなった。
(じゃぃ、はきはきど返事せじゃ。何でぁ、あたな人形こさ奴さぁすぐにほれやがて。)
(何云うべこの人ぁ。)おみちはさぁっと青じろくなってまた赤くなった。
(ええ糞そのつら付。見だぐなぃ。どこさでもけづがれ。びっき。)嘉吉はまるで落ちはじめたなだれのように膳を向うへけ飛ばした。おみちはとうとううつぶせになって声をあげて泣き出した。
(何だぃ。あったな雨降れば無ぐなるような奴凧こさ、食えの申し訳げなぃの機嫌取りやがて。)嘉吉はまたそう云ったけれどもすこしもそれに逆うでもなくただ辛そうにしくしく泣いているおみちのよごれた小倉の黒いえりや顫うせなかを見ていると二人とも何年ぶりかのただの子供になってこの一日をままごとのようにして遊んでいたのをめちゃめちゃにこわしてしまったようでからだが風と青い寒天でごちゃごちゃにされ