Classici giapponesi con furigana
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おもいで
ロッパの悲食記
古川 緑波
Leggi ロッパの悲食記 (おもいで) di 古川 緑波 (ふるかわろっぱ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 52.651 caratteri · 114 schermate
ああ、美食に向って、突進!
花柳章太郎、鴨下晃湖などを同人とする、俳句の雑誌「椿」(第十二号)に、伊藤鴎二氏の「喰べもの記」がある。その中に、パン(いわゆるショクパン)のうまいのを探す話が出て来る。
プルニエのパンを賞めているのは、賛成。
……併しパンだけ貰いに行くわけには行くまい。……
と、なるほど、プルニエへ、パンだけお呉れと言って行くわけにも行かないだろう。
僕にしてからが、レストオランで、うまいパンにぶつかった時は、帰りに「分けて呉れ」と言うことはあるが、それは料理を食った後のことだ。
この伝で、僕は、十八屋のフランスパンを、よく買って帰ることがある。レストオランで、パンのうまいのは、割に少い。
伊藤氏が、OSSのパンを、「色も白く軽い風味で、ビフテキなぞの対手にはもって来いである」と評しているが、あの、アメリカ式の、なるほど色は白いが、スカスカと、味もソッケもないパンは、僕は嫌だ。アメリカ式の、純白パンは、終戦直後にこそ、輝くばかり、宝物のように見えたものだが、今となっては、パンは、アメリカ式の製法のは、ごめんだ。
レストオランで、パンのうまいところを、最近発見した。