Classici giapponesi con furigana
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まんようしゅうか
万葉秀歌
斎藤 茂吉
Leggi 万葉秀歌 (まんようしゅうか) di 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 213.820 caratteri · 427 schermate
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あかねさす日は照らせれどぬばたまの夜渡る月の隠らく惜しも 〔巻二・一六九〕 柿本人麿
日並皇子尊の殯宮の時、柿本人麿の作った長歌の反歌である。皇子尊と書くのは皇太子だからである。日並皇子尊(草壁皇子)は持統三年に薨ぜられた。
「ぬばたまの夜わたる月の隠らく」というのは日並皇子尊の薨去なされたことを申上げたので、そのうえの、「あかねさす日は照らせれど」という句は、言葉のいきおいでそう云ったものと解釈してかまわない。つまり、「月の隠らく惜しも」が主である。全体を一種象徴的に歌いあげている。そしてその歌調の渾沌として深いのに吾々は注意を払わねばならない。
この歌の第二句は、「日は照らせれど」であるから、以上のような解釈では物足りないものを感じ、そこで、「あかねさす日」を持統天皇に譬え奉ったものと解釈する説が多い。然るに皇子尊薨去の時には天皇が未だ即位し給わない等の史実があって、常識からいうと、実は変な辻棲の合わぬ歌なのである。併し此処は真淵が万葉考で、「日はてらせれどてふは月の隠るるをなげくを強むる言のみなり」といったのに従っていいと思う。