Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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まんようしゅうか

万葉秀歌

斎藤 茂吉

Leggi 万葉秀歌 (まんようしゅうか) di 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 213.820 caratteri · 427 schermate

Aozora Bunko

大体以上の如くであるが、後代の吾等から見れば、此歌を以て満足だというわけには行かぬ。それはなぜかというに、思想的抒情詩はむずかしいもので、誰が作っても旅人程度を出で難いものだからである。併しそれを正面から実行した点につき、この方面の作歌に一つの基礎をなした点につき、旅人に満腔の尊敬を払うて茲に一首を選んだのであった。

旅人の妻、大伴郎女の死した時、旅人は、「愛しき人の纏きてし敷妙の吾が手枕を纏く人あらめや」(巻三・四三八)等三首を作っているが、皆この歌程大観的ではない。序にいうが、巻三(四四二)に、膳部王を悲しんだ歌に、「世の中は空しきものとあらむとぞこの照る月は満闕しける」という作者不詳の歌がある。王の薨去は天平元年だから、やはり旅人の歌の方が早い。

○

悔しかも斯く知らませばあをによし国内ことごと見せましものを 〔巻五・七九七〕 山上憶良

大伴旅人の妻が死んだ時、山上憶良が、「日本挽歌」(長歌一首反歌五首)を作って、「神亀五年七月二十一日、筑前国守山上憶良上」として旅人に贈った。即ちこの長歌及び反歌は、旅人の心持になって、恰も自分の妻を悼むような心境になって、旅人の妻の死を悼んだものである。