Classici giapponesi con furigana
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まんようしゅうか
万葉秀歌
斎藤 茂吉
Leggi 万葉秀歌 (まんようしゅうか) di 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 213.820 caratteri · 427 schermate
もう一つの反歌は、「渋渓の埼の荒磯に寄する波いやしくしくに古へ思ほゆ」(巻十七・三九八六)というのであるが、この「たまくしげ」の歌は、毫も息を張ることなく、ただ感を流露せしめたという趣の歌である。「興に依りて之を作る」と左注にあるが、興の儘に、理窟で運ばずに家持流の語気で運んだのはこの歌をして一層なつかしく感ぜしめる。既に出した、大伴坂上郎女の歌に、「よの常に聞くは苦しき喚子鳥声なつかしき時にはなりぬ」(巻八・一四四七)と稍似て居るが、家持の方が単純で素直である。
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婦負の野の薄おし靡べ降る雪に宿借る今日し悲しく思ほゆ 〔巻十七・四〇一六〕 高市黒人
これは、高市連黒人の歌だが、天平十九年に三国真人五百国という者が誦し伝えたのを、越中にいた家持が録しとどめたもので、「婦負の野」は、和名鈔には禰比とあり、今でも婦負郡をネイグンといっている。婦負の野は現在射水郡小杉町から呉羽山にわたる間の平地だろうと云われている。黒人は人麿などと同時代の歌人だが、地名を詠込んであるのを見ると、越中まで来たと考えていいであろう。この一首で、「悲しく思ほゆ」