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Classici giapponesi con furigana

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おりき

三好十郎の仕事 第二巻

三好 十郎

Leggi 三好十郎の仕事 第二巻 (おりき) di 三好 十郎 (みよしじゅうろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 119.279 caratteri · 238 schermate

Aozora Bunko

したいけど、何度も言う通り、無い袖は振れまへん。千や二千の金、わての所に無いと言うと、信用でけんかも知れんが、正真正銘、おはずかしながら、ホンマの話が、此の半月ばかり、五百とまとまった物が無いのです。しゃあから、ここの博士が返して呉れたら、あんたの方も何とかするつもりで、実はこないだ中から血まなこになって夜もロクロク寝とらん言うのが、ホンマにイツワリの無いとこだす。

本田 イツワリの無いとこか何か知らんが、そちらにそれだけの誠意さえ有れば、白山や大塚に出している待合あたりからでも、それ位の金のひねり出せん法は無いでしょう。

韮山 (ベソを掻いたように笑って)冗談もんでしょう。あこいらが、二重三重とガンジガラメに、もう、金になる程のドンヅマリまで、しばり上げられている事を御存じ無いから、そんな事がおっしゃられる。アハハ。……なあ、本田さん、韮山とも言われた奴が、なさけ無い言い草じゃが、ホンマに、ここいらに枝ぶりの良い木でも有ったら、ぶらさがってしまお思うている位だすぞ。(とその辺を見まわし、丁度本田から詰め寄られてその傍まで来ていたユスラ梅の枝に無意識に触って見ている)ハハ。