Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
おりき
三好十郎の仕事 第二巻
三好 十郎
Leggi 三好十郎の仕事 第二巻 (おりき) di 三好 十郎 (みよしじゅうろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 119.279 caratteri · 238 schermate
堀井 だけど、病院と言ったって、奥地へ入りこめば、そう始めからしまいまで、病人やけが人ばかりを相手にしてメスばかりいじくっているわけでもあるまいじゃないか。敵さ。敵だよ。
三好 さあ、敵も敵だろうが、それよりも、先生なぞ、自分の中のお人良しと言う奴を向うへ行って斬り捨てて来て欲しいな。
堀井 又、それを言う。……然し、君の言う通りかも知れんね。いずくんぞ知らん、敵は我が腹中に在りか。よし、そいつを、ぶった斬って来る! なあに! ウッと! なんしろ、持っているだけでも、気強いじゃないか。
三好 なんて言う刀です?
堀井 さあ、なんでも国なんとか言ってた。銘は、たしか入って無いよ。……しかし斬れるにゃ斬れる。
お袖 まだ大旦那様がいらした頃ですよ。猫を真二つにお斬りになって、大目玉をお喰いになってさ――。
堀井 袖、つまらん事を言うな。(三人笑う)
三好 ハハ……ちょっと拝見。(堀井から抜身を受取って刀に見入る)
堀井 チョットしたもんだろ? 五六代前のじじいから伝わっていると言うから、なんしろ古いもんさ。
三好 ……。
堀井 (その辺を見まわして)なにはどうしたの、あの綺麗な娘さん?