Classici giapponesi con furigana
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おりき
三好十郎の仕事 第二巻
三好 十郎
Leggi 三好十郎の仕事 第二巻 (おりき) di 三好 十郎 (みよしじゅうろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 119.279 caratteri · 238 schermate
轟 今日は。ベルが、又、こわれたようだな。(言いながら眼を三好から、突っ立っている韮山に移して、変な顔をしてしばらく見ていたが、やがて又登美に眼をやる。この男は、登美のダルクローゼは以前に一二回見たことがあるらしく、韮山のようにびっくりした見方では無いが、ゆるやかに正確なリズムで動く若い女の姿態の新鮮さに眼を洗われたように見守っているのである。その間にオルゴールが一曲奏し終る)……。
三好 何か用? まあ、あがりたまい。
轟 ええ、ありがとう。チョット相談をしたい事がありましてね。いやあ、もう、僕あ、いよいよ以て駄目ですよ。(まだ庭に立ったまま、登美を見ている)
三好 まあ、あがれよ。
登美 一、二、三、四、……三好さん、オルゴールもう一度鳴らして! 五、六、七、八。……一、二、三、四、……(つづける。韮山は、まだ立って見ている。三好が、再びオルゴールを鳴らす)
2 昼
三好と轟と登美が、簡単な昼食をすましたばかりの所。三好と轟は机を中に坐って茶を呑んだり煙草を吸ったり、登美は机の上の食器類を片附けている。
相変らず薄曇りの空。
轟 ……御馳走さん。