Classici giapponesi con furigana
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ちゅうせいのぶんがくでんとう
中世の文学伝統
風巻 景次郎
Leggi 中世の文学伝統 (ちゅうせいのぶんがくでんとう) di 風巻 景次郎 (かざまきけいじろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 115.977 caratteri · 230 schermate
その気魄のけ高さが、当時の詞でいうたけ高しを文字通りあらわしているものであり、定家が最高の姿として『毎月抄』の中に述べた秀逸の体を、巧まずして得られたものである。
八百よろづ神もあはれめたらちねのわれ待ちえむと絶えぬ玉の緒
神聖にして犯すべからざる王者が、その意志の自由にそむいて、母后の上に思を馳せられながら、北海の孤島に十九年の月日を送られねばならなかったことは未曾有のことであった。こうして延応二年二月二十二日、隠岐島に崩御あらせられた。御寿六十。一般の歌人とひとつなみに記すのは畏れ多いことであるが、歴史的記述の途中だから、しばらく調子をかえずに進めよう。私の意図はすでに読者もお解りと思うが、院が王者としての切実な現実に触れて発せられた抒情は、不可説のもので、当時に類を絶したたけ高いものであったということである。それに応えうるものは、臣家の中では実朝の体、隠士の中では西行の体であった。
しかし廷臣一般の詠んだ種々の体は、院の御心からすれば、手にとって愛玩なさる様々な光沢の玉のごときものであった。定家はその歌体を十体に分けて、長高・見様・面白・有一節・濃様・鬼拉・幽玄・事可然様・麗様・有心としたが、その中で、幽玄・麗様・濃様・長高などにあたる歌をお好みになったらしいので、その結果『新古今集』