Classici giapponesi con furigana
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ちゅうごくかいきしょうせつしゅう
中国怪奇小説集
岡本 綺堂
Leggi 中国怪奇小説集 (ちゅうごくかいきしょうせつしゅう) di 岡本 綺堂 (おかもときどう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 179.458 caratteri · 363 schermate
竹筒のなかでもそれに応えるように、がさがさいう音がきこえた。そこで、筒をひらくと、一尺ばかりの蜈蚣が這い出して、旅人のからだを三度廻って、また直ぐに几の上に復って、暫くして筒のなかに戻った。それと同時に、旅人は俄かに体力のすこやかになったのを覚えた。
夜が明けて見ると、きのうの昼間に見た青い蛇がそこに斃れていた。旅人は主人の話の嘘でないことを初めてさとって、あつく礼を述べて立ち去った。
又こんな話もある。旅人が日暮れて宿に行き着くと、旅舎の主人と息子が客の荷物をじろじろと眺めている。その様子が怪しいので、ひそかに主人らの挙動をうかがっていると、父子は一幅の猴の絵像を取り出して、うやうやしく祷っていた。
旅人は僕に注意して夜もすがら眠らず、剣をひきつけて窺っていると、やがて戸を推してはいって来た物がある。それは一匹の猴で、体は人のように大きかった。剣をぬいて追い払うと、猴はしりごみして立ち去った。
暫くして母屋で、主人の哭く声がきこえた。息子は死んだというのである。(独醒雑志)
紅衣の尼僧
唐の宰相の賈耽が朝よりしりぞいて自邸に帰ると、急に上東門の番卒を召して、厳重に言い渡した。