Classici giapponesi con furigana
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ちゅうごくかいきしょうせつしゅう
中国怪奇小説集
岡本 綺堂
Leggi 中国怪奇小説集 (ちゅうごくかいきしょうせつしゅう) di 岡本 綺堂 (おかもときどう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 179.458 caratteri · 363 schermate
舅も自分の室へはいって枕に就いた。
それから間もなく、新夫婦の寝間からけたたましい叫び声が洩れきこえたので、舅は勿論、家内一同がおどろいて駈け付けると、婿は寝床の外に倒れ、ひとりの※(「女+息」、第4水準2-5-70)は床の上に倒れ、あたりにはなま血が淋漓としてしたたっているので、人びとは又もや驚かされた。
それにしても他のひとりの※(「女+息」、第4水準2-5-70)はどうしたかと見まわすと、梁の上に一羽の大きい怪鳥が止まっていた。鳥は灰黒色の羽を持っていて、口喙は鈎のように曲がっていた。殊に目立つのはその大きい爪で、さながら雪のように白く光っていた。ひとりの女の正体がこれであるのは誰にも想像されることであるから、大勢は騒ぎ立てて捕えようとしたが、短い武器では高い梁の上までとどかないので、さらに弓矢や長い矛を持ち出して追い立てると、怪鳥は青い燐のような眼をひからせ、大きい翅をはたはたと鳴らして飛びめぐった末に、門を破って逃げ去った。
そこで、倒れている婿と※(「女+息」、第4水準2-5-70)とを介抱して、事の子細を問いただすと、婿は血の流れる眼をおさえながら言った。