Classici giapponesi con furigana
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にせんねんせんそう
二、〇〇〇年戦争
海野 十三
Leggi 二、〇〇〇年戦争 (にせんねんせんそう) di 海野 十三 (うんのじゅうざ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 34.367 caratteri · 69 schermate
この前、キンギン国の女大使ゴールド女史が、精巧な秘密無電機を仕掛けた偽眼を嵌めて居ることを発見なされたのも、そのトマト姫さまでございました。そのとき以来、私は、トマト姫さまの御行動を、それとなく監視――いや御注意申上げていましたところ、かずかずのふしぎなことがございました」
「ふしぎ? そのふしぎとは、何だ。早く、先をいえ」
「或る日のこと、姫のお後について、州立科学研究所の廊下を歩いていますと……」
「おいおい、わしの姫が、そんなところを歩くものか、いい加減なことをいうな」
「いえ、事実でございます。――ところが、部屋の中で、所員の愕くこえを耳にいたしました。“あっ、計器の指針がとんでしまった、なぜだろう”」
「なんだ、それは……」
「つまり、とつぜん計器に、大きな電流が流れたため、指針がつよく廻って折れてしまったのであります。そういう出来事が、姫のお通りになる道で四、五回も起りました。全く、ふしぎなことでございますなあ」
姫と計器の指針との間に何の関係があるのであろうか。
監視哨
マイカ地下大要塞の、陸門は、サン市のデパート、サンサンと、地下鉄の入口との二つであった。