Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

ja-reading.com

Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.

にしょうねんのはなし

二少年の話

小川 未明

Leggi 二少年の話 (にしょうねんのはなし) di 小川 未明 (おがわみめい) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 3180 caratteri · 7 schermate

Aozora Bunko

」と、達ちゃんは、おどすような剣幕をして、いいました。

「達ちゃん、そんなことをいうのは、卑怯ですよ。」と、お姉さんは、達ちゃんをたしなめなさいました。

じつは、今日、学校で、達ちゃんは先生にしかられたのでした。それは時間中に、砂場で採取してきた砂鉄を紙の上にのせて、磁石で紙の裏を摩擦しながら、砂をぴょんぴょんとおどらせていたのを、先生に見つかったからです。もし、このことを秀ちゃんが、お姉さんに話したら、お姉さんが、家じゅうの人に話して、たいへんだと思ったからでしょう。

「ねえ、秀ちゃん、正直におっしゃいよ。」と、お姉さんは、おききになりました。

元来、なんでもきかれれば、知っていることは、はきはきと話す性質の秀ちゃんですから、いまにも、そのことが、口からもれやしないかと達ちゃんは、気が気でなかったのでした。

「しかられたことはないけれど、笑われたことがあった。」と、秀ちゃんが、いいました。それは、秀ちゃんの口もとを見つめていた、達ちゃんにも意外にきこえました。

「まあ、笑われたって、どんなことがあったの。」と、お姉さんは、はやくききたかったのでした。

「栗鼠のことを、くりねずみといったんで、みんなが笑ったんだ。