Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
にんげんソーセージ
人間腸詰
夢野 久作
Leggi 人間腸詰 (にんげんソーセージ) di 夢野 久作 (ゆめのきゅうさく) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 21.648 caratteri · 43 schermate
一度ソンナ奴に狙われたら生きて日本に帰れねえからそう思えってサンザ威嚇かされておりましたからね。何の事あねえ不動様の金縛りを喰った山狼みてえな恰好で、みんな指を啣えて、唾液を呑み呑みソンナ女たちを眺めているばかりでした。
可哀相に女の出来ねえ職人たら歌を忘れたカナリアみてえなもんで……ヘエ。あっしゃ今でも気が若い方なんで、その頃はまだ三十になるやならずの元気一杯の奴が、青い瞳をしたセルロイドじゃあるめえし、言葉も通じなけあ西も東もわからねえ人間の山奥みてえな亜米利加三界へ連れて来られて、毎日毎日そんな別嬪たちの色目づかいを見せ付けられながら涙声を張り上げて、
「わんかぷ、てんせんす。かみんかみん」
をやらされているんですから、たまりませんや。ノスタレ爺もオームのオシッコも眼が釣上っちゃって、今にもポンポンパリパリと破裂しちまいそうな南京花火みてえな気もちになっちまいましてね。哀れとも愚かとも何とも早や、申上げようのない「ふおるもさ、ううろんち」が一対、出来上ったもんでゲス。
ところがここに一つうまい事が持上りました。その女たちの中でも一等捌けるピン嬢とチョキ嬢という二人がノスタレだかオシッコだかわかりませんが病気になっちゃったんで、とりあえずの埋め合わせに聖路易の支那料理屋に居たというチイチイっていうのと