Classici giapponesi con furigana
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にんげんソーセージ
人間腸詰
夢野 久作
Leggi 人間腸詰 (にんげんソーセージ) di 夢野 久作 (ゆめのきゅうさく) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 21.648 caratteri · 43 schermate
「これは宝石の袋を仕舞っとく棚だ。私は昔からの宝石道楽で世界中の宝石を集めるのが楽しみなんだから、万一泥棒が這入っても心配のないようにコンナ仕事を頼むんだ。千弗でも一万弗でも欲しいだけお金を上げる。あの娘も附けてやっていいから是非どうか一つ請合って下さい」
てんで見かけに似合わずペコペコ頭を下げて頼むんです。
「私は亜米利加中に別荘を持っているのだから万一ここで貴方の仕事が気に入ったら、まだ方々で、お頼みしたいのだ。貴方に一生涯喰えるだけの賃金を上げる事が出来るのだ」
と顔を真赤にして揉み手をしいしいペコペコお辞儀をするんです。カント・デックは前からチャンと研究して、あっしを口説き落す手を考えていたらしいんですね。仕事の出来る日本人なら金を呉れて頭を下げさえすれあコロリと手に乗って来るものと思っていたらしいんですが、コイツが生憎なことに見当違いだったのです。イクラ「わんかぷ、てんせんす」だって時と場合によりけりです。支那人と違って日本人には虫の居どころって奴がありますからね。
あっしはデックの話を聞いている中にピインと来ちゃいました。さてはあのチイ嬢の色目は喰わせものだったのか、この毛唐人が俺をここまで引っぱり込むために囮に使ってやがったのか、この野郎、俺をいい二本棒に見立てやがったんだな、俺を女で釣って