Classici giapponesi con furigana
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はいじんぶそん
俳人蕪村
正岡 子規
Leggi 俳人蕪村 (はいじんぶそん) di 正岡 子規 (まさおかしき) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 26.831 caratteri · 54 schermate
草枯れて狐の飛脚通りけり
水仙に狐遊ぶや宵月夜
怪異を詠みたるもの、
化さうな傘かす寺の時雨かな
西の京にばけもの栖て久しくあれ果たる家ありけり今は其さたなくて
春雨や人住みて煙壁を洩る
狐狸にはあらで幾何か怪異の聯想を起すべき動物を詠みたるもの、
獺の住む水も田に引く早苗かな
獺を打し翁も誘ふ田植かな
河童の恋する宿や夏の月
蝮の鼾も合歓の葉陰かな
麦秋や鼬啼くなる長がもと
黄昏や萩に鼬の高台寺
むさゝびの小鳥喰み居る枯野かな
このほか犬鼠などの句多し。そは怪異というにあらねどかくのごとき動物を好んで材料に用いたるもその特色の一なり。
州名国名など広き地名を多く用いたり。些細なることなれど蕪村以前にはこの例少かりしにや。
河内路や東風吹き送る巫女が袖
雉鳴くや草の武蔵の八平氏
三河なる八橋も近き田植かな
楊州の津も見えそめて雲の峰
夏山や通ひなれたる若狭人
狐火やいづこ河内の麦畠
しのゝめや露を近江の麻畠
初汐や朝日の中に伊豆相模
大文字や近江の空もたゞならね
稲妻の一網打つや伊勢の海
紀路にも下りず夜を行く雁一つ
虫鳴くや河内通ひの小提灯
糞、尿、屁など多く用いたるは其角なり。其角の句はやや奇を求めてことさらにものせしがごとく思わる。