Classici giapponesi con furigana
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はいくはかくかいしかくあじわう
俳句はかく解しかく味う
高浜 虚子
Leggi 俳句はかく解しかく味う (はいくはかくかいしかくあじわう) di 高浜 虚子 (たかはまきょし) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 73.016 caratteri · 144 schermate
鼠が出る位であるから恐らく灯火は消されてしまってあるので、全くの闇夜であろう。目には文なしで、唯枕もとに荒るる鼠の音が聞こえるばかりであるが、その闇中にも自ら目に描き出さるるものは昼間生けて置いた、あの美くしい椿の花である、とそういうのである。鼠が出てあばれるような殺風景な闇の中に一点の椿を点出して来て色彩を添えたところがこの句の価値である。鼠が椿の花をひっくりかえすであろうからそのために追うたのだとか、何とかいうような解を試むる人があったら、それは無用の弁といわねばならぬ。枕上は「まくらがみ」とよむか、あるいは「まくらもと」と読むか、いずれでもよかろうと思う。
あながちにくれなゐならぬ紅葉哉 橘仙
紅葉は紅いといったところで、穴勝に紅ばかりではないというそれだけの句である。穴勝というような俗語を使って「くれなゐならぬ」というような雅語を継ぎ合わせたところにこの句の手際はあるのである。紅葉と一概に言うけれども黄色もあれば、同じく紅いなかにもいろいろ濃淡がある、そのさまざまの色を織り交ぜた美しさを想像せしめるところもまた一方の働きとせねばならぬ。