Classici giapponesi con furigana
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「やまとみんぞく」とはなんぞや
先住民と差別 喜田貞吉歴史民俗学傑作選
喜田 貞吉
Leggi 先住民と差別 喜田貞吉歴史民俗学傑作選 (「やまとみんぞく」とはなんぞや) di 喜田 貞吉 (きたさだきち) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 195.063 caratteri · 389 schermate
かかることは上方地方に古今その例が多い。冷泉をレンゼイ(後にはさらにレイゼイと訛る)、定考をコウジョウ、称唯をイショウ、新たしいをアタラシイ、身体をカダラ、茶釜をチャマガ、寝転ぶをネロコブという類みなこれである。釣瓶をツブレ、蕪をカルバ、汐平をヒオシという地方のあるのもまた同じことで、古くは佐伯を「叫び」の訛だと解し、近くはモスリンをメリンスの転音なども、また同一のものである。かくてそのサカノモノがサンカモノと呼ばるるに至ったのは、極めて自然なる転音と言わねばならぬ。
これを要するに、サンカモノとは本来坂の者の義で、寛元二年の奈良坂非人文書(四巻一号四頁及び本号〔「民族と歴史」四巻三号〕一九頁)に見ゆる鎌倉時代の清水坂の非人の称であった。しかるにそれが室町時代には主として祇園の犬神人の名に呼ばれることになったのは、彼らが、もしくは彼らの一部が、南都末の清水寺から離れて北嶺末の祇園感神院の所属となり、犬神人として著名になった為であろう。かくて、それが一般賤者の上に及んで、京都では徳川時代の初期までも広くエタ・非人等の通称として用いられ、後にはその一部たる漂泊生活の最落伍者の称呼となったものと解せられるのである。