Classici giapponesi con furigana
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わかれたるつまにおくるてがみ
別れたる妻に送る手紙
近松 秋江
Leggi 別れたる妻に送る手紙 (わかれたるつまにおくるてがみ) di 近松 秋江 (ちかまつしゅうこう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 51.985 caratteri · 103 schermate
」と呼び覚していたと同じような気がしていた。それが最早、まさか新聞まで寝入っている間に持って来て下さい、とは言われないし、仮令そうして貰ったからとて、お前にして貰ったように、甘くしっくりと行かないと思ったから頼みもしなかった。が、時々斯様なことを思って一つそうして貰って見ようかなどと寝床の中で考えては、ハッと私は何という馬鹿だろうと思って独りでに可笑くなって笑ったこともあったよ。
で、新聞だけは自分で起きて取って来て、また寝ながら見たが、そうしたのでは唯字が眼に入るだけで、もう面白くも何ともありゃしない。……本当に新聞さえ沢山取っているばかりで碌々読む気はしなかった。
それに、あの不愛想な人のことだから、何一つ私と世間話をしようじゃなし。――尤も新聞も面白くないくらいだから、そんなら誰れと世間話をしようという興も湧かなかったが――米だって悪い米だ。私はその、朝無闇に早く炊いて、私の起きる頃には、もう可い加減冷めてポロ/\になった御飯に茶をかけて流し込むようにして朝飯を済ました。――間食をしない私が、何様なに三度の食事を楽みにしていたか、お前がよく知っている。