Classici giapponesi con furigana
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じゅうごねん
十五年
山本 実彦
Leggi 十五年 (じゅうごねん) di 山本 実彦 (やまもとさねひこ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 8158 caratteri · 17 schermate
岩野泡鳴君も、ちょいちょい、遊びにやって来た。君は私を苦手だといっておった。そしてときどき議論でもすると、すぐに耳が真赤になったことをもおぼえている。
私の日記から、文壇人とのいろいろの交際のことを抽き出してかいて置けば、案外、何かの役に立つであろうことが少なくはないと思うが、今では、その気もなければ、その暇もない。また、大杉栄君や、福田徳三氏や、高畠素之君等、とても特長のある人びとに関してもその通りだ。
次に、私の社からの出版物としては第一に円本の先駆をなした『現代日本文学全集』を挙げ、それから『アインシュタイン全集』、『経済学全集』、『マルクス・エンゲルス全集』、『資本論』、『日本地理大系』その他数十の全集を発行して来た。私はその代表的であり、画期的である円本全集のいわれを一言してみたい。
あの大正十二年九月一日の関東大震火災のために、東京のずいぶん大多数の図書が丸焼けになった。そして、それからはいろいろな書籍の蒐集には甚だしい困難が伴ってくるとともに、いくら金を出しても集めることの困難なものができてきた。クラシックな書物の値段が高くなってくる。