Classici giapponesi con furigana
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こくをみる
古句を観る
柴田 宵曲
Leggi 古句を観る (こくをみる) di 柴田 宵曲 (しばたしょうきょく) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 166.028 caratteri · 333 schermate
前の句は萱の中から声が聞えるので、無論雉子の姿は見えておらず、後の句も「あたりより」という漠然たる言葉によって、やはり姿を表面に現さないでいる。しかもこの場合、雉子の声が毫も他のものに紛れぬ響を持っているのは、実感の然らしむる所に相違ない。
宿取て裏見廻ルやあか椿 寿仙
田舎宿の趣であろう。日高いというほどでなくても、まだ明るいうちに宿を取った場合と思われる。夕飯にも多少間があるので、庭へ下りて見た。「見廻ル」という言葉は、今日では或目的を持って巡回するような意味になってしまったが、これは無論そんなわけではない。無目的な、軽い気持でぶらぶらしているので、偶然その家の裏に真紅な椿の咲いているのを発見した、というだけのことである。「庭」といわずに「裏」といったのは、実際裏であったに相違ないが、つくろった様子の庭でないことも窺われる。
散花や猫はね入てうごく耳 什佐
庭前か何かの光景であろう。猫が睡っている上に桜の花が散りかかる、睡っていながらも猫は時々無心にその耳を動かす、というスケッチである。
其角は四睡図に題して「陽炎にねても動くや虎の耳」