Classici giapponesi con furigana
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うもんとりものちょう
右門捕物帖(二)
佐々木 味津三
Leggi 右門捕物帖(二) (うもんとりものちょう) di 佐々木 味津三 (ささきみつぞう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 221.941 caratteri · 435 schermate
ご酒宴のご余興の上覧狂言に、尾州様があっしたち一座を名古屋のお城にお招きくだせえましたので、なにげなくお伺いしてみるてえと、おどろくじゃござんせんか、一年知らぬまに茶屋女のお喜久めが、いつのまにか尾州様のけっこうな玉の輿に乗って、あっしとらにゃめったに拝むこともならねえお手かけさまに出世していたんですよ。だから、その晩でござりました。あっしを生かしておいちゃ、昔の素姓がわかってうるさいと思ったんでごぜえましょう。お喜久のやつめが――じゃないお喜久のお方さまが、あっしに三人刺客を放ってよこしたんです。でも、さいわいに西条流の半弓を少しばかりいたしますんで、どうにかその晩は殺されずに済みましたが、うっかりしてたんじゃ命があぶねえと思いましたんで、さっそく一座を勧めて、この江戸へやってめえったんでごぜえます。するてえと、因果なこっちゃござんせんか、参覲交替で尾州さまが、あっしのあとを追っかけるように、お喜久の方さまともども江戸へお越しと人づてに聞いたんで、見つかりゃあっしの昔の素姓を知っているかぎり、いずれまた刺客をさし向けられて、笠の台が飛ぶは必定、いっそのことに先手を打って、こちらからお命をいただいちまえと、去年の苦しい百両をだまされて取られた腹だち紛れもてつだって、とうとうきのう、あんなだいそれたまねを