Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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めいじんちょうじ

名人長二

三遊亭 円朝

Leggi 名人長二 (めいじんちょうじ) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 67.631 caratteri · 134 schermate

Aozora Bunko

斯様な時の用心に宿から取寄せて置いた衣裳を着けて出ました、容貌は一段に引立って美しゅうございまして、殿様が早くとのお詞に随い、島路は憶する色なく立上りまして、珠取の段を踊りますを、殿様は能くも御覧にならず、何か頻りに御思案の様子でございましたが、踊の半頃で、

和「感服いたした、最うよい、疲れたであろう、休息いたせ」

と踊を差止め、酒肴を下げさせ、奥方を始め女中達を遠ざけられて、俄に腹心の吟味与力吉田駒二郎と申す者をお召になりまして、夜の更けるまで御密談をなされたのは、全く長二郎の一件に就いて、幸兵衛夫婦の素性を取調べる手懸りを御相談になったので、略探索の方も定まりましたと見え、駒二郎は御前を退いて帰宅いたし、直に其の頃探偵捕者の名人と呼ばれた金太郎繁藏という二人の御用聞を呼寄せて、御用の旨を申含めました。

三十二

町奉行筒井和泉守様は、長二郎ほどの名人を失うは惜いから、救う道があるなら助命させたいと思召す許りではございません、段々吟味の模様を考えますと、幸兵衛夫婦の身の上に怪しい事がありますから、これを調べたいと思召したが、夫婦とも死んで居ります