Classici giapponesi con furigana
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めいじんちょうじ
名人長二
三遊亭 円朝
Leggi 名人長二 (めいじんちょうじ) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 67.631 caratteri · 134 schermate
由「へい、私は十七の三月からでございますから」
と指を折って年を数え、
「もう廿八九年前の事でございます」
奉「其の後両人とも相変らず出入をいたして居ったのじゃな」
茂「左様でございます」
奉「して見ると其の方共実体に勤めて、主人の気に入って居ったものと見えるな」
由「はい、先の旦那様がまことに好いお方で、私共へ目をかけて下さいましたので」
奉「左様であろう、して柳と申す女は何時頃半右衛門方へ嫁にまいったものか、存じて居ろうな」
茂「へい、私が奉公にまいりました年で、御新造は其の時慥か十八だと覚えて居ります」
奉「御新造とはお柳のことか」
茂「へい」
奉「して、半右衛門は其の時何歳であった」
茂「左様で」
と考えて、お由とさゝやき、指を折り、
茂「三十二三歳であったと存じます」
奉「当月九日の夜、柳島押上堤において長二郎のために殺害された幸兵衛という者は、如何なる身分職業で、龜甲屋方に入夫にまいるまで、何方に住居いたして居った者じゃ」
茂「幸兵衛は坂本二丁目の経師屋桃山甘六の弟子で、其の家が代替りになりました時、暇を取って、それから私方に居りました」