Classici giapponesi con furigana
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めいじんちょうじ
名人長二
三遊亭 円朝
Leggi 名人長二 (めいじんちょうじ) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 67.631 caratteri · 134 schermate
仏壇だから打毀すのだ」
島「ではございましょうが、このお仏壇をお打ちなさるのは御先祖様をお打ちなさるようなものではございませんか」
助「ムヽ左様かな」
と助七は一時お島の言葉に立止りましたが、扨は長二の奴も、先祖の位牌を入れる仏壇ゆえ、遠慮して吾が打つまいと思って、斯様な高言を吐いたに違いない、憎さも憎し、見事叩っ毀して面の皮を引剥いてくりょう。と額に太い青筋を出して、お島を押退けながら、
助「まだお位牌を入れないから構う事アない……見ていろ、ばら/\にして見せるから」
と助七は才槌を揮り上げ、力に任せて何処という嫌いなく続けざまに仏壇を打ちましたが、板に瑕が付くばかりで、止口釘締は少しも弛みません。助七は大家の主人で重い物は傘の外持った事のない上に、年をとって居りますから、もう力と息が続きませんので、呆れて才槌を投り出して其処へ尻餅をつき、せい/\いって、自分で右の手首を揉みながら、
助「お島……水を一杯……速く」
と云いますから、お島が急いで持ってまいった茶碗の水をグッと呑みほして太息を吐き、顔色を和げまして、
助「親方……恐入りました……誠に感服……名人だ……名人の作の仏壇、千両でも廉い、約束通り千両出しましょう」