Classici giapponesi con furigana
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めいじんちょうじ
名人長二
三遊亭 円朝
Leggi 名人長二 (めいじんちょうじ) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 67.631 caratteri · 134 schermate
長「それは誠にどうも」
と挨拶をしながら立って、戸棚の中を引掻きまわして、漸々菓子皿を探して、有合せの最中を五つばかり盛って出し、
長「生憎兼松も婆さんも留守で、誠にどうも」
柳「お一人ではさぞ御不自由でしょう」
長「へい、別に不自由とも思いませんが、此様な時何が何処に蔵って在るか分りませんので」
柳「左様でしょう、それに病み煩いの時などは内儀さんがないと困りますから、早くお貰いなすっては何うです、ねえ旦那」
幸「左様だ、失礼な云分だが、鰥夫に何とやらで万事所帯に損があるから、好いのを見付けて持ちなさい」
長「だって私のような貧乏人の処えは来人がございません、来てくれるような奴は碌なのではございませんから」
柳「なアに左様したもんじゃアない、縁というものは不思議なもんですよ、恥を云わないと分りませんが、私は若い時伯母に勧められて或所へ嫁に行って、さん/″\苦労をしたが、縁のないのが私の幸福で、今は斯ういう安楽な身の上になって、何一つ不足はないが子供の無いのが玉に瑕とでも申しましょうか、順当なら長さん、お前さんぐらいの子があっても宜いんですが、子の出来ない