Classici giapponesi con furigana
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ちていせんしゃのかいじん
地底戦車の怪人
海野 十三
Leggi 地底戦車の怪人 (ちていせんしゃのかいじん) di 海野 十三 (うんのじゅうざ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 55.000 caratteri · 111 schermate
「そうだ、その船につんでいる貨物が、明日中にこっちへ到着しないと、せっかく二年間を準備に費した大計画が、水の泡になってしまうのだ」
少将の声は、気の毒なほど、悄気ていた。一体リント少将は、アーク号の積荷の、どんな品物を待ちわびているのであろうか。
無名突撃隊
アーク号の船内に、「船長の許可なくして入室を禁ず」と貼り紙をした部屋があった。中では、わあわあと、元気な人の声がしていた。
「ゲームは、おれの勝だ。あとは誰かと入れかわろう」
「中尉どの、わしが出ます」
「おう、ピート一等兵か。お前、やるのか。めずらしいのう」
「いや、さすがに気長のわしも、もうこの部屋の生活には、あきあきしましたので、なにかかわったことをしたいというわけです」
「あははは、ピートが、とうとう陥落したぞ。この部屋を呪わない者は、一人もなくなったよ、あははは」
カールトン中尉が、大きなこえで、笑いだした。
「全く、永い航海だ。外は見えないし、新聞も来ないし、そしてこのとおり波にゆすぶられ通しでよ、これであきあきしなかったら、どうかしているよ」
「そういえば、今日は、ばかに揺れるじゃないか。