Classici giapponesi con furigana
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じしんなまず
地震なまず
武者 金吉
Leggi 地震なまず (じしんなまず) di 武者 金吉 (むしゃきんきち) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 98.954 caratteri · 195 schermate
この暦は建久年間(西暦一一九〇―一一九八)のものだったが、それに「地震の虫」という奇怪な動物が印刷されてあると言う。私はこの画をみたことはない。しかしジョン・ミルンの書いた本に、「大きな地中に住む蜘蛛、すなわち地震虫」と記してあるところから推測すると、多分江戸時代の書物にのっている、得体の知れぬ怪物が日本全国を背負っている画と同じものであろう。これによると鎌倉時代には地震を鯰のしわざと考えていなかったことが分かる。
茨城県鹿島神社の境内に要石という石がある。地上には丸っこい頭だけが出ているが、全部掘り出したら、多分石器時代の石棒に似た形のものではないかと想像される。「常陸国誌」には「伝説によると、大きな魚が日本を取り巻き、頭と尾が鹿島の地で重なり合う。その頭と尾を鹿島明神が釘で刺し貫いて、魚が動かぬようにしている。要石はすなわちその釘だ」という意味のことが書いてある。この本には「大魚」とあって鯰とは書いてない。
右の要石の伝説はアイヌの神話によく似ている。地下に大きな魚がいて、その魚が多量の水を吐き出すと津浪が起こるという。地震と津浪の違いはあるが、魚のしわざとする点でよく似ている。