Classici giapponesi con furigana
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てんぐがいでん きられのせんた
天狗外伝 斬られの仙太
三好 十郎
Leggi 天狗外伝 斬られの仙太 (てんぐがいでん きられのせんた) di 三好 十郎 (みよしじゅうろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 122.347 caratteri · 243 schermate
遊一 俺だとて、二、三日前からこの銃の奴等を、もうこれで五度くらいずつも掃除をしたて。大概いやにもなろうわえ!
遊二 そこえ行くと、同じ遊隊でも抜刀隊はうらやましい。斬られた者も何十人か居るが、刀あ抜いて斬って廻れらあ。副隊長付添い、真壁の仙太郎さなんどは、軍が始まってから、あっちこっちでもう十四人斬ったてよ。腕も立つし、度胸も太えし、俺達とは競べものにはならねえが、それにしても運のええお人よ。
遊一 そうだってのう。俺達も早く飛出して、腕限り根限り斬ったり射ったりしてえもんだ。
隊士一が小走りに崖の方の路を降って来て門から出て来る。
遊二 敵が居さえすれば門前町は大八楼で射ちてえところだろうて? 御愁傷様みてえだ。
遊一 何を、野郎、また言うか!
隊一 おいおい、またやっとるな。ハハハ。門前町の女共は少し戻って来たらしいぞ。あんまり戦が暇でノンビリしているんで、安心しやがったらしい。何しろ寝起のまま逃げ出した奴が裏山伝いに長襦袢のままの御帰還だ。女体から御本尊の神さんが御出御だと、見張の者がビックラしたとよ、ハハハハ。
遊一 ああ、三木さん。お使いですかね?