Classici giapponesi con furigana
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いきにんぎょう
天狗笑い
豊島 与志雄
Leggi 天狗笑い (いきにんぎょう) di 豊島 与志雄 (とよしまよしお) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 20.400 caratteri · 44 schermate
「いや私もうっかりいってしまって、後で困ったなと思ったが、しかしお前が知らない知らないといったのは大できだった」
そして翌日からは、踊りや鳴き声を前からきめておいて、それだけをやることにしました。
四
ところがその都に、四、五人で組をなした盗賊がいまして、甚兵衛の人形の評判をきき、それを盗み取ろうとはかりました。そしてある晩、にわかに甚兵衛の所へ押し入り、眠ってる甚兵衛を縛りあげ、刀をつきつけて、人形をだせと嚇かしました。甚兵衛はびっくりして、あたりを見廻しましたが、猿はどこかへ逃げてしまって居ませんし、まごまごすると刀で切られそうですから、仕方なく人形のある室を教えました。盗賊どもは人形を奪うと、そのままどこかへ行ってしまいました。
盗賊どもが居なくなった時、押入の中に隠れていた猿は、ようようでてきて、甚兵衛の縛られてる繩を解いてやりました。けれども盗賊どもが逃げてしまった後なので、どうにも仕方がありませんでした。ただこの上は、盗賊の住居を探しあてて人形を取り返すよりほかはありません。
それから毎日、昼間は甚兵衛がでかけ、夜になると猿がでかけて、人形の行方を探しました。