Classici giapponesi con furigana
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おううほくぶのせっきじだいぶんかにおけるこだいシナぶんかのえいきょうについて
奥羽北部の石器時代文化における古代シナ文化の影響について
喜田 貞吉
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N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 9885 caratteri · 20 schermate
その左右に鰭のついているところは、銅鐸の意匠に似ているといってもよい。あるいは扁鐘と銅鐸とを結びつける連鎖の傍例と見てもよいのかも知れぬ。発見地は秋田県河辺郡荒巻村後山で、むろん石器時代の遺品である。従来も釣鐘型土器と呼ばるる円形無紋の小土器は、しばしば奥羽北部地方から発見せられていた。しかしこの小土器のごとく、その形が押し潰されたようになり、鰭と文様とを有するものに至っては、寡聞なる自分にとっては唯一の珍品である。かつて故坪井〔(正五郎)〕理学博士がこれを見られて、この類のものを他でも一個見たことがあると言われたそうなが、それは果してこの銅鐸型のものか、あるいは普通の釣鐘型のものか、博士の逝かれた今日それを明かにするを得ぬのは遺憾である。何分にも小型であるがために、その文様も至って簡単ではあるが、もし今少し大型であって、胴の部に横に線文を加えたならば、立派に袈裟襷文様の銅鐸を聯想せしむべきものである。けだしこれまたシナ古代の扁鐘の意匠をまねて、製作せられたる小玩具というべきものであろう。その類品としては、青森県史編纂員中道等君の蔵品で、これも扁鐘型というべくやや押し潰した形に出来ており、高さ一寸七分、中央の幅広い方で一寸四分、狭い方で一寸一分、口はやや狭まって、口径広い方で一寸二分五厘、狭い方で八分五