Classici giapponesi con furigana
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こどものせかい
子どもの世界
村山 俊太郎
Leggi 子どもの世界 (こどものせかい) di 村山 俊太郎 (むらやまとしたろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 3179 caratteri · 7 schermate
デモクラシートハ、ジンミンノタメノ、セイジデアル。
三
自由をたたかいとるために、ながい苦しみを味わってきたこの父であるが、それにしても、わが子に自由を与えることのいかにむずかしいことか。
ともすれば、封建的な権力をふりかざして子どもに接し、あとでぞっとするのである。わが家の言論の自由は、子どものためにこそ伸ばさなければならないと心をくだくのである。
考えて見れば、子どもたちばかりの社会があったら、どんなにのびのびと心たのしい明るい社会をつくるだろうかと思うのである。
おとながつくった風俗や習慣などけしとんでしまい、本能さえも別ものにつくりあげるかもしれない。そして子どもたちはこうした自由な環境、すべてを自分たちの手でうごかして見ることの環境としての夢を学校に求めていくのである。
しかしそのたのしかるべき自由の学園は、すでにおとなの鋳型によって、もっとも不自由な天地となって子どもたちを縛るのである。いわゆる「すべからず」の学風が今の学園を支配しているのである。
ボクラの先生は、質問すると叱るよ。
××先生はぼくらが掃除していると日なたぼっこしてるんだぜ。