Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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うちゅうせんたい

宇宙戦隊

海野 十三

Leggi 宇宙戦隊 (うちゅうせんたい) di 海野 十三 (うんのじゅうざ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 77.201 caratteri · 155 schermate

Aozora Bunko

帆村は、この二つのことのために、また新しい活動をはじめなければならなかった。

望月大尉と山岸中尉が会うことは、それほどむつかしいことではなかった。ミミ族は、望月大尉以下の地球人間を、完全に「魔の空間」に捕らえていると信じていたので、この空間の中で彼らが会って、なにを語りあおうと、たいしたことはないと考えていた。

山岸中尉は望月大尉に会うと、脱出計画のことを報告して許可をもとめた。大尉はもちろんそれを許して、

「まあ、よく注意をしてやってくれ」

と言った。

「隊長はどうせられますか」

と、山岸中尉がきくと、大尉は、

「おれたちは、しばらくここに残る。いささか考えるところがあるからな」

「はあ、なぜですか」

「皆ここを抜けでていってしまうと、せっかくミミ族とつきあいの道ができたのに、ぷっつり切れてしまうからなあ」

「でも、危険ですぞ、あとに残っておられると……」

「まあいい。おれにも考えがある。それに児玉班員は、なかなか外交交渉が上手だから、おめおめミミ族にひねり殺されるようなことにはならんだろう」

「では、われわれも一応ミミ族の同意をえたうえで、ここを脱出しましょうか」