Classici giapponesi con furigana
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あんごしんにほんふどき
安吾新日本風土記
Leggi 安吾新日本風土記 (あんごしんにほんふどき) di Sakaguchi Ango (坂口 安吾) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 22.916 caratteri · 46 schermate
云い交した浪人者に操をたてて高尾は仙台公に殺される。ところが高尾が浪人者に与えた反魂丹があって、これを一粒火にくべると高尾の幽霊が現れて語り合うことができる。八サン話だけで信用しなかったが、しからば、というので浪人者が実演してみせる。一粒の反魂丹を火にくべると、煙の中から高尾が姿を現す。これを見て浪人者が「そちゃ女房高尾じゃないか」と芝居がかって云うところが良いところで、この落語の灸所なのである。高尾の幽霊は睦言を云ったあげく、魂かえす反魂丹残り少なになったからムダに使ってくだしゃんすな、と云って姿を消す。八サンびっくりして深夜に薬屋を叩き起して品定めのあげく万金丹を山の如くに買いこむ。死んだ女房お梅に会って語り合おうというわけだ。そこで一袋の万金丹を全部火にくべたが女房の幽霊が現れない。モウモウたる煙にめげず必死にバタバタ火を煽いでいると、裏で戸を叩く女の声がする。さては女房の幽霊め、あんまり煙たいから表をまわって来やがったな、と八サン大そうよろこんで裏戸をガラリとあけて、
「そちゃア女房お梅じゃないか」
「わたしゃ隣のお竹だがね、さっきからいぶっているのお前さんのウチじゃないかい」