Classici giapponesi con furigana
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ずいひつ よせばやし
寄席囃子 正岡容寄席随筆集
正岡 容
Leggi 寄席囃子 正岡容寄席随筆集 (ずいひつ よせばやし) di 正岡 容 (まさおかいるる) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 112.259 caratteri · 222 schermate
いつまで経ってもおかしくって笑いが止まらないようだった。やがて笑いやんだ時、彼は言った。
「ソラあんた今から三年前だッしゃろ、そうだッしゃろ。ほたら圓太郎はん上機嫌、当たり前や。ホレあの女義太夫に竹本美蝶いう別嬪おまッすやろ、その美蝶とそも馴れそめのホヤホヤで、あのやかまし屋が毎晩大機嫌の時やったンやもの」
「フームそれにしても……」
やっぱり肯えないように私は言った。
「圓太郎は圓太郎だとしても、あの下座へ噛みつくように怒鳴った染丸の態度は悪いと思うな」
そう言う松鶴はもう一度さもおかしくてたまらないというように笑い出しながら、
「ソラ仕様ない、あの下座やったら、なんぼ染丸はんに勝手なこと言われたかて。なんでてあの下座、染丸はんのおかみさんだンがな……」
草いきれ、かッたぁ
かッたぁ
この頃、山陽の「双蝶々」のスリルに魅かれて、小柳へ連日、かよいつめた。
スケに出る貞水の「頼朝小僧」も古風でおもしろく、伯治の「仙石評定」も渋谷の寺の手入れなど愉しかったが、あのしわがれ声の陵潮は「元和三勇士」の一節でとんだお景物を恵んでくれた。それは、出てくる江戸っ子の肴屋が、