Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
しょうせつ えんちょう
小説 圓朝
正岡 容
Leggi 小説 圓朝 (しょうせつ えんちょう) di 正岡 容 (まさおかいるる) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 163.270 caratteri · 325 schermate
の邦訳たる浅井了意が『伽婢子』の中の萩原新之丞が転身たること明らかである。見す見すそこに材を得ていながらハッキリ「支那の小説」云々とそれを匂わせることによってかえって、その原話とは別な真実感を漂わすなど、作家としてもよほどの苦労人といわねばなるまい。
勇齋に死相ありと脅された新三郎は新幡随院の良石和尚にあい、金無垢の観世音と両宝陀羅尼経とを貰う。そのときに和尚が「この経は妙月長者という人が、貧乏人に金を施して悪い病の流行る時に救ってやりたいと思ったが、宝がないから仏の力をもって金を貸してくれろといった所が、釈迦がそれは誠に心懸の尊い事じゃといって貸したのが、すなわちこのお経じゃ」と陀羅尼経の所縁を説き明かしていることもへんにありがたそうな実感がでていて結構である。この種の技巧の例は今後もいろいろの作品をつうじて屡々でてくるが、ことに圓朝はこうした教養というか用意というか、その点が秀れている。ありがたい観音様に守られ、経文に守られ、軒々へもお札を貼りめぐらしてしまったため、その晩、お露の霊は新三郎のところへ入ることができない。恋しさに耐え兼ねて、よよと闇中に泣きくずれる。