Classici giapponesi con furigana
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しょうねんれんめい
少年連盟
佐藤 紅緑
Leggi 少年連盟 (しょうねんれんめい) di 佐藤 紅緑 (さとうこうろく) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 110.920 caratteri · 219 schermate
きみらはつごうのいいときに去ってくれたまえ」
一同はこの分裂の不幸に、愁然として首をたれた。
「ドノバン君、ぼくらはきみらが他日、きょうの決意を悔恨する日のきたらんことをいのるよ」
ゴルドンはこういって室を去った。
重苦しい一夜が明けた。
乳色の朝霧が平和湖をこめていた。日は森を出はなれてばら色の光を投げている。それはきのうと変わらぬ上天気を約束するかのようである。けれど、太陽のほがらかさにひきかえて、一同の心は、やみのように暗かった。支度もかいがいしく四人は、旋条銃二個、短銃四個、おの二個、硝薬若干、懐中磁石一個、毛布数枚、ゴム製の舟、そして二日分の食物を携帯して、一同の見送りをうけた。しわぶきひとつするものもない、みなは悲しみに心をつつまれているのだ。
四人は牢固たる決意にもかかわらず、一同の悄然とした顔を見ると、さすがに、心のうちしおるるのをおぼえた。だが、しいてさあらぬさまをつくった。
「ではさようなら」
「さようなら」
と一同がいった。
「ドノバン君!」と富士男はいった。「きみは三人の生命をあずかっているのだ。危険のないようにたのむよ」
「心配ご無用」