Classici giapponesi con furigana
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しょうねんれんめい
少年連盟
佐藤 紅緑
Leggi 少年連盟 (しょうねんれんめい) di 佐藤 紅緑 (さとうこうろく) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 110.920 caratteri · 219 schermate
偵察隊は午後二時に洞を出発した。洞の戸は急に偵察隊が洞内にひきあげるときに便利なように、かんぬきをしたままで、大石は積まずにおいた。
偵察隊は、まず左門の遺骸をほうむったぶなの木のほとりからだちょうの森に進んだ。フハンはうれしそうに先導していたが、たちまち耳は張り、地に鼻をつけて、異常なにおいをかぎだした。と、そこより数歩進んだとき、先頭のドノバンが、
「アアたき火のあとだ」
とさけんだ。
まきの折れや、煙のまだのこっている燃えさしが、散在している。
「昨夜海蛇らがここで過ごしたことは、明らかである、この状態で判断すると、二三時間まえにかれらは、ここを去ったものであろう」
イバンスのこのことばがおわらないうちに、一発の銃声がかれらの右の林におこった。これとほとんど同時に、かれらの耳もとでごうぜんたる銃声がひびいた。ついで、かれらの十八メートルほどはなれた林の中に「アッ」というさけびと、ザラザラと雑草の動く音とがきこえた。
第二の銃声は、ドノバンが第一の銃声のほうにむかってはなったひびきである。ドノバンは一発すると同時に、フハンとともにまっしぐらに後方の林に走った。