Classici giapponesi con furigana
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しょうねんれんめい
少年連盟
佐藤 紅緑
Leggi 少年連盟 (しょうねんれんめい) di 佐藤 紅緑 (さとうこうろく) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 110.920 caratteri · 219 schermate
「だいじょうぶか」
と富士男は笑いながらフハンにいった。フハンはもう一度主人のひざに、頭をすりつけた。
「だいじょうぶらしいよ、諸君、ちょうちんを持ってくれたまえ」
ゴルドン、ドノバン、イルコック、バクスター、モコウらは、ちょうちんをともしてトンネルに進んだ。そうしてくずれた穴をくぐって、つぎの洞へはいると、そこは山田の洞と同じ高さで、二十畳敷きばかりの広さである。だがこの洞の入り口はどこにあるだろう、イルコックは壁のすみずみをみまわしたとたんに、なにものかにつまずいて、たおれそうになった。
「なんだ」
ちょうちんに照らしてみると、まぎれもなきジャッカル(やまいぬの属)の屍体であった。
「ああジャッカルだ」
「フハンがかみ殺したんだ」
「すてきすてき、こんどこそごちそうだ」
とモコウはいった。そうしてサービスにむかい、
「それともきみは、このジャッカルを乗馬にしますかね」
「いくらなんでも死んだものには乗れないよ」
とサービスはまじめな顔でいった。一同は笑った。
だがえものはこれだけでなかった、富士男はこの壁のすみに、洞の入り口があることを発見した、この入り口から外へ出ると、ちょうど湖のほとりになっていた。