Classici giapponesi con furigana
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しょうねんれんめい
少年連盟
佐藤 紅緑
Leggi 少年連盟 (しょうねんれんめい) di 佐藤 紅緑 (さとうこうろく) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 110.920 caratteri · 219 schermate
年少組は鼻をつまんで逃げだした。
「しんぼうしたまえよ」
やがてあわだつ湯玉の表面に、ギラギラと油が浮いてきた。
「さあさあくみだせくみだせ」
一同は肉をなべにほうりこんでは、ひしゃくをもって油をたるにくみだした。それは一分一秒も休息するまがないほどの、いそがしさであった。三十頭の海ひょうを煮て、数百ガロンの油をとりおわったときに、春の日もようやく西にかたむいて、天には朱のごとき夕焼けの色がひろがりだした。それはあすの快晴を予報するものであった。
徳と才
千八百六十一年の新年がきた。南方の一月は夏のさなかである。指おり数うれば少年らが国を去ってからはや十ヵ月がすぎた。故郷へ帰りたさは胸いっぱいであるが、救いの船が来なければ帰るべきすべもない。
またしても第二の冬ごもりの準備をせねばならなくなった、だがかれらはもう十分に経験をなめたので、すべての仕事はぬけめなく運んだ。まず家畜小舎を洞の近くへうつす計画をたて、バクスター、富士男、サービス、モコウがその工事をひきうけた。一方において、ドノバンとその一党たるイルコック、ウエップ、グロースの三人は、毎日猟銃をかついでは外へ出て、小鳥をとって帰った。