Classici giapponesi con furigana
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ぞくほうしこう
差別の根源を考える
喜田 貞吉
Leggi 差別の根源を考える (ぞくほうしこう) di 喜田 貞吉 (きたさだきち) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 147.985 caratteri · 289 schermate
今も古老は非人部落のことをカイトといっている。けだし彼らは、後世その住居の範囲を制限されて、院内あるいは垣内となったものであろう。京都の余部部落はもと四条河原細工と呼ばれ、鴨川の四条河原、今の大雲院の地に居たのを、大正十五年の市区改正に際し、今の地に移されて、溝渠を繞らした区画内にその住所を定められたのであった。他の唱門師にもかかる類が多く、よってそれを通じて院内ともいい、また、本来散所法師の徒であるによって、旧称をついで散所ともいっていたものらしい。右の『掛川声聞師所伝』永禄六年の今川氏裁許状にも、陰陽博士・院内・声聞身の名とともに、散所の称をも用い、「就中随二散所下知一輩、如二往古引付一、年貢銭無二相違一可二請取一之状如レ件」などとある。そして結局は陰陽博士も、院内・声聞身・散所も、みな同一仲間のことをいったものと解せられるのである。
散所法師は到底下司法師原なる唱門師の徒であることを疑わぬ、彼らは東寺や延暦寺においては、それが散所法師という古い名称のままに伝わって、しかも事実は、興福寺や東大寺の唱門と呼ばれた人々と同一の職務に服していた。すなわち本来同一の仲間であったことが認められるのである。