Classici giapponesi con furigana
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こうせつきょうほうずえ
巷説享保図絵・つづれ烏羽玉
林 不忘
Leggi 巷説享保図絵・つづれ烏羽玉 (こうせつきょうほうずえ) di 林 不忘 (はやしふぼう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 365.120 caratteri · 728 schermate
それから三日。このとおりふさぎこんで、今日も朝から酒。
が、何かしら考えるところはあるのだろう。
つと顔を上げると、そこに行儀よく控えている男を見て、にっこり笑った。
御免安で通っている乾分の安兵衛である。
こいつどこかで見た顔――そうだ、あの昨日の仲間奴。今日は穀屋の若旦那というこしらえで、すっかり灰汁が抜けてはいるが紛れもない、女にまかれた彼である。
下町もちょいと横丁へはいると、こう静かになる。
「まあ、ひどいほこりだよ」
姉のおこよがせっせと店先へ水を打っている。
そもそも何であんなでたらめのかまをかけて女をつけたのかわからないが、逃げられたのがくやしいか、昨日は一日あちこち歩いたとばかりで、安兵衛、女のことはおくびにも出さずにいる。
そのうちに格別話もないとみえて、名前のとおりに、
「ごめんやす」
とお尻を上げて、安兵衛は帰って行った。
文次は相変わらずちびりちびりと杯を重ねている。
小半時たった。
おもてで何か話しているおこよの声がして、
「ええ、おりますよ」というのが聞こえる。
はてな、誰だろう――。
と思っていると、おこよが顔を出して、