Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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のちのなりひらぶんじ

後の業平文治

三遊亭 円朝

Leggi 後の業平文治 (のちのなりひらぶんじ) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 109.545 caratteri · 216 schermate

Aozora Bunko

文「やア其方(そち)も腹痛か」

吉「旦那、大変な事をいたしました、真ッ平(ぴら)御免下せえまし、実は私(わっち)らは海賊の手下でござんす、あの旅人に姿を扮(やつ)していたなア小頭の八十松(やそまつ)という者で、貴方を親船へ連れて往って、懐中にある百両余りの金と大小衣服を剥ぎ取って、事に依(よ)ったら貴方をば手下にするか、殺すかしてと相談しましたが、一昨日(おとゝい)宿屋を出る時に手強(てごわ)い奴と思ったかして、弁当の中へ毒を入れたのでござんしょう、それとも知らず自分の弁当は流してしまい、旦那の持って居なさる弁当箱には秋田屋の印(しるし)がござんすから、二日二夜(ふたよ)さの飢(ひも)じさに浮(うっ)かり喰ったのが天道様(てんとうさま)の罰(ばち)でござんしょう、旦那、宥(ゆる)して下せえまし」

文「成程、分った、新潟を出る時に怪しい奴と思わぬでもないが、それ程の奴とは心付かなんだ、そう貴様が懺悔(ざんげ)するからは其方(そち)の罪は宥して遣(つか)わす、さア今少し薬を呑んで助かれ、庄藏とやらはとても助からんぞ」

吉「旦那ア、私(わっち)も最早(もう)いけません、眼が眩(くら)んで旦那の顔さえ見えなくなりました」